みんな大切な人です。
2016年02月11日 (木) | Edit |

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自己愛性パーソナリティ障害と似ているものに サイコパス=反社会性
パーソナリティ障害があります。 パーソナリティ障害の分類では同じB群で
自分の欲するままに行動し、罪悪感なく人を利用する人たちです。

サイコパスの全てが猟奇事件や小説に描かれているような犯罪者ばかり
ではありません。 実はビジネス界のリーダーとして成功を収めている方にも
多く存在するのです。 

サイコパスは「良心を持たない人」であり、自己愛性パーソナリティ障害が
後天性の障害に対し、先天性で前頭葉の障害であるとされています。

自らの目的のためには手段を選ばない、そのためには人も利用する、それ
によって人を傷つけても罪悪感を持たない、冷酷無比な経営者になりえる
のです。

【サイコパスの特徴】
   1.すごく魅力的で第一印象の良い人。
     頭の回転が速く、人の心を引き付けるような話をし、人の信頼を
     得るためには、お世辞を言ったり、称賛したりもする。
   2.人に共感しない。
     たとえ自分の家族であっても、自分以外の人のことを気にしない。
     顔色一つ変えずに誰かを傷つけることがあるが、それでも良心が
     痛むことはない。 自分を非難する人がいれば、逆に非難する相手
     の弱みを突き容赦なく責め立てる。
   3.人の気持ちを食い物にする。
     サイコパスは、知的レベルにおいては他人の感情を理解している。
     そしてその知識を、自分の都合の良いように利用する。  また他人
     の同情を引こうと言葉巧みに支援を得たりできる。
   4.良心を持たない。
     ここが一番の特徴で、彼らはためらうことなく嘘をつく。
     自身の行動について問い詰められれば延々と言い訳をし、自分の
     非は認めずに人のせいにする。 目的を達成するためにはあらゆる
     手段を取り、他人に害を及ぼしても、後悔することはない。
   5.自分を過大評価する。
     自分は他の者たちよりも優れていると考え、平凡な仕事などを軽蔑
     し傲慢で尊大な態度をとる。 また相手が自分にとって利用できる
     人間かどうか素早く判断でき、それによって著しく態度を変える。

そんなサイコパスに利用されやすいのが、共依存の人たちです。

【共依存の特徴】
   1.必要とされることを必要とする。
     他人が自分を必要とする=自分は生きている価値がある、という式が
     根底にあり、自分の存在価値はあくまで他人次第である。
   2.救済者になりたがる。
     相手にとって自分は必要不可欠な存在だと信じたい。そのため仕事・
     金銭面でうまくいっていない人、性格面や情緒面に問題がある人等
     救いがいのある人を好んで近づく。
   3.罪悪感が強く、行動が極端。
     すぐに結果を求め、待つことが出来ない。そのため上手くいかないと
     罪悪感を強く感じ、何事も自分の責任だと思ってしまう。
   4.現実をみつめることができない。
     認知の歪みから、現実を都合よく捻じ曲げてしまう。
   5.自分を持てず、過去から学ぶことが出来ない
     一番の問題がここで、自分を大切に出来ない、自分を持っていない
     ので未来を思い描くことができず自分自身のことすら理解出来ない。

この組み合わせはDVの加害者・被害者に多く見られる関係です。
実はサイコパスは人口の4%いると言われ、それは25人に1人という割合。

先日も北海道で悲惨な事件が起きましたが、あの加害者もサイコパスの傾向
が見て取れます。 DVは身体的暴力のみならず精神的暴力も含まれます。


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2016年02月09日 (火) | Edit |

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自己愛性パーソナリティ障害とは、自分は特別な存在だという肥大した
自己意識(誇大自己)を持つ事を特徴とするパーソナリティ障害です。

最近、この自己愛性パーソナリティ障害と見られる若者が増えています。

その原因のひとつとして、少子化の影響から、親や祖父母など周囲からの
愛情と期待を一身に受け、育ったことが考えられます。 物をふんだんに
与えられ、我慢や何かを得るための努力の経験をしないで育ったリ、逆に
過剰な期待から過干渉、放任主義など極端が家庭環境もあります。 

またメディアでは、学校など若者向けの宣伝で 「君だけの仕事がある!」
「君の眠った才能を目覚めさせよう」 など、自分は特別だと勘違いさせる
美辞麗句であおっていることも一因でしょう。 

自己愛は自分を守るための大切な価値観ですが、それが過剰になると
物事がうまく行かないと、それは他人のせい、社会のせいだと責任転嫁し
客観的に自分を見ることができなくなります。そして 他人への共感性が
欠如し、他人を平気で利用したり、傲慢な態度で他人に接するトラブル
メーカーになることも少なくありません。

  1. 自己の重要性に関する誇大な感覚。
  2. 限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想に
    とらわれている。
  3. 自分が特別であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人
    たちにしか理解されない。または関係があるべきだ、と信じている。
  4. 過剰な賞賛を求める。
  5. 特権意識。つまり特別有利な取り計らい、または自分の期待に
    自動的に従うことを理由無く期待する。
  6. 対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を
    達成するために他人を利用する。
  7. 共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない。
    またはそれに気づこうとしない。
  8. しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると
    思い込む。 
  9. 尊大で傲慢な行動、または態度。
  DSM-Ⅳ-TR 精神疾患の分類と診断の手引き より

人格障害の多くは年をとれば落ち着いていくことが多いのですが、自己愛
性パーソナリティ障害は、年齢とともに悪化していく傾向があります。
できたら若いうちに、何か変だと気付いて、自分自身の方向修正ができたら
良いのですが・・・。




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2015年07月09日 (木) | Edit |

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最近、心療内科の壁が低くなったのか、少し辛いとメンタル不調で受診し
精神安定剤を処方して頂く人が増えています。 


「安定剤を飲むと、落ち込まないで生活できるんです。」
「気持ちが不安定にならないで済むんです。」

でもね、人は心があるから人であって、その心は感情的なもの。
イライラしたり、楽しかったり、不安だったり、普通に生活していれば
毎日いろんな感情が生じます。 その感情を上手くコントロール出来る
ように、みんな日々努力しているんです。
なのに、それをお薬で抑えてしまっては、心を強くすることが出来ない。

躁うつ病のように何の原因もなく、突然気持ちが落ち込み自分でも
コントロール不能な方など明らかに病気の方はお薬が必要ですが、
それ以外の方はあまり簡単に精神安定剤に頼らないでほしい。

辛いときは引きこもっていても良いので、自分の心を強くする努力を
してほしい。 お医者様も簡単に処方しないでほしい、新型ウツなど
馬鹿げた病名を付けないでほしい。

精神安定剤は、感情を鈍くします。 イライラを感じなくします。
動作が緩慢(のんびり)になります。 反応が鈍くなります。
その結果、普通の人はそんな自分に自信を失くします。

人はいろんな思いを経験しながら心を鍛えていくんです。
辛い時間も永遠には続かない、いつかは晴れる日が来る。
心を強くする努力から逃げないでほしい・・・と切に思います。




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2015年06月13日 (土) | Edit |

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久しぶりに講習会に参加してきました。
今の職場に移ってから、なんとなく気持ちのすっきりしない、物足りない
日々が続き、今のこの状態をなんとか打破したくて・・・。

丁寧さを欠いていた自分の仕事ぶり、技術的な未熟さにも改めて気づけ
それなりに成果のあった講習会でした。
でも・・・・ と続いてしまうのが、今の私の課題なんでしょうねぇ。


この絵はまったく関係ないんですけどね~。^^;

なんだか違う、私は何を求めてるんだろう~、なんて 考えてしまいました。
「刺激」「成長」「遣り甲斐」ー美しい言葉は並ぶんですが、本当は違う。

本当は「焦り」なのかもしれません。
仕事に対する行き詰まり感、自分の性格と今の職場の不一致感、そこに
なんとかしたい、でも自分の求めている方向が違う・・・みたいな。

私たちの仕事は、なんとなくモヤモヤとした心の中にある気持ちを
言語化すること、そこから自分自身の思いに気づいてもらうこと。
なのに、その私自身が自分自身の今を言語化できないでどうするんだ~
とも思うんですが・・・。

もうしばらく悩んでみます。 私は時々とんでもない結論をだしイキナリ
方向転換をしてしまう困った性格なので、年も考えて慎重に考えてみます。




【追考】
大企業ミドル社員の地方移住という経営学者さんの記事があります。
本当に割り切れない思いをするのが、こういう考え方です。

言ってることはわかるのですが、経済が全てのような、こういう理論は
鶏が先か、卵が先か、みたいな気がしてなりません。
社会は何のためにあるのか? 企業存続こそが人間社会のため?

人が構成する社会のルール作りから今の経済の仕組みが作られた
のだと思うのですが、経済のグローバル化に伴い、人よりも企業の
存続が重視され、そこで働く個々の人間を見ない経済重視の論理
ばかりが当たり前のように言われています。 歯がゆいです。

なんのために企業はあるんだろうか。
そこで働く人たちを労働力としか見ない企業は意味があるんだろうか。

YouTubeやネットで自分をアピールする人たち、そこに話題性・宣伝性を
求めて集まるメディア、それが間違った方向だとわかっていながら
利用する企業や良からぬ考えの方たち。
お金が全ての社会が生んでいると 私には思えてならないんですが・・・。




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2011年03月27日 (日) | Edit |

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未曾有の震災から2週間。
徐々に表面化してきている震災のトラウマ(心的外傷)による神経性障害、
PTSD(心的外傷後ストレス障害、またはASD(急性ストレス障害)。

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何の前触れもなく襲ってきた天地が引っくり返るような大地震、
目の前に迫ってきた大津波、一瞬の間になぎ倒されていった建物、
自分の目の前で流されたり波に飲まれていった家族や友人たち・・・。
そんなショックな状態に追い討ちをかけるように続く大きな余震。
どれほど深く精神をえぐられてしまったことか・・・・。
被災地の誰もが、今、心のケアを必要としている。

◇災害発生初期の「心のケア」
治療よりも、安全を確保し安心感を与え、心身のストレスを緩和すること
が大事。もともと心身に備わっている回復力を支援し補助する。

① まず必要なのは質の良い睡眠を含む休息。
② 今度のような大災害の時に、このようなストレス症状が起きることは、
  正常な反応であることを伝え、誤った理解による悪循環(たとえば
  罪悪感の増大)が起こらないようにする。
③ 体験を語ることは回復を助けることもあるが、援助の最優先課題ではない。

今回の場合、そのあまりにも広範囲被災のため、これすら難しい。
早く全被災地へ水や物資を補給し、孤立地域を救うため全力を尽くしてほしい。
そしてメディアは被災地目線にたった正確な情報を!

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2011年03月24日 (木) | Edit |

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精神障害には内因性と外因性がある。

◇外因性とは、体の病気から精神障害を発症するもの。
 脳器質性精神障害・薬物依存による精神障害・てんかんなど。

◇内因性とは、精神的ストレスから精神障害を発症するもの。
 神経症・統合失調症・躁うつ病など。

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内因性精神障害の中でも、ここ数年増えているのが不安障害。
主な不安障害。

①広場恐怖
   広い開放空間や公共の場にいるときに起こる恐怖。
   パニック障害の原発性であり、パニック障害を併発する。

②社会恐怖症
   人前で話すことなど注目されることに恐怖を感じる。
   生涯有病率13.3%。5歳、11~15歳の間が発症のピーク。
   男性より女性に多い。 

③パニック障害(恐慌性障害)
   思いがけない時に、突然生じるパニック症状が特徴。
   生涯有病率1~2.5%。15~24歳と45~54歳に発症ピーク。
   女性が多く、遺伝性も示唆されている。

④全般性不安障害
   いろいろなストレスの重なる状況が慢性的に続くことにより、過剰な
   不安や心配から、自律神経系の過覚醒状態を中心とした身体症状を発症。
   原因となるものは経済状態、家族の健康など生活環境についてが多い。
   生涯有病率5%。 男女比では1:2で女性に多い。成人初期に発症。
   家族集積が示唆されていて、弱い遺伝因子の存在も推定される。

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2011年03月22日 (火) | Edit |

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講習会の最終日、テーマは「ストレス関連障害」。
今回は盛りだくさんなので、数回に分けて書きます。

最近多いものに、荷おろしうつ病がある。
長年の夢がかなったり目標を達成して、肩の荷を降ろした途端に、それまで
溜め込んでいたストレスからの疲れがどっとでてしまい、無気力状態やうつ状態
に落ちいってしまうもの。

iphone110321001.jpg

例えば、節約に節約をかさねてやっと念願のマイホームを手に入れた。
脇目も降らずに仕事に励んで、ようやく昇進にこぎつけたら目的を失った・・。
また長年、仕事や家事・育児などに追われて、ふっと気がついた時、子供達は
就職や結婚して独立、持ち家もあって精神的にも安定しているのに、なぜか
心の中が空虚で、生きていく目的を失う・・・など。

また大きな災害などの直後は、緊張から気が張っていて頑張れたものの、
半年くらいして落ち着いた頃に、ふと気力が失われ抑うつ症状に。
神戸大震災やJR福知山線事故の半年後からこの症状の患者が増えたという。
今回の東北太平洋沖震災でもPTSDと共に、この荷おろしうつ病が懸念される。


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2011年03月16日 (水) | Edit |

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今回のテーマは統合失調症
実はこれが一番知りたくて、今回の講習会に参加したのだけれど、
実例や対応についての話がなくて、ほとんどが定義ばかり。
ちょっとガッカリしました・・・・。

osaka-370545.jpg

「統合失調症」ー以前は精神分裂症と呼ばれていた。
その分裂症という言葉が差別的だということで名前が変えられたが
もともとのドイツ語「Schizophrenie」という病名からすると分裂症
のほうが正しいということ。

統合失調症の発生率は、0.7%(140人にひとり)。
躁うつ病の発生率が0.5%だということを考えたら、そんなに珍しい
病気ではないことがわかる。
発病はたいていが思春期であり、大多数が30歳前に発病。
その時点でほとんどの患者が入院となるため、一般にあまり見かけることがない。


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2011年02月27日 (日) | Edit |

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衣食住が満たされ、人は更に快楽・便利さといった付加価値を求める。
また物質的豊かさの中、欲求不満に耐える能力の低下も指摘されている。

日々の充足感、自分の存在価値、自分の目標・・・。
自分の中にある空虚さを満たすために何かに依存していく。
依存症は先進国に顕著に現れる現代病の一種。

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何かが好きでそれをし続けるだけでは依存症にはならない。
依存症に進んでいくには段階がある。
こだわり」、「執着」、そして「囚われ」。
例えば、
ビギナーズ・ラックでパチンコに勝つ。
それからパチンコが楽しくなり、時間が出来るとパチンコに出かける。
ここまでは「こだわり」の段階。

しかし最初は楽しみでしていたものが、勝てないと取り返したくなる。
そして勝つまで、と ついついパチンコにのめりこむ。
それを周りから注意されても、隠れていくようになる。
ここまでが「執着」。

最後には仕事もさぼってパチンコに行く、パチンコをしたいために借金する。
しかし借金は返せない、次々を借金を繰り返す。
そして周りから孤立し、更に孤独感の中でパチンコに囚われる。
ここまでくると「囚われ」、つまり依存症。



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2010年03月19日 (金) | Edit |

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世の中には 人を平気で傷つける人がいる。
言葉の暴力。
まるでナイフでえぐる様に 人の心をメッタ刺しにする。

実際に 自分の苛立ちだけで
人を傷つけ犯罪を犯す人もいるのだから
そういう人がいても 不思議はないのだろう。

しかし傷つけられるほうは たまらない。
理不尽な身勝手な言い分で なぜそこまでひどく傷つけられるのか
普通の人なら、といくら考えても
普通で通じる相手ではないのだから 言いようの無い苛立ち。

心の平静を取り戻さないと。
私は カウンセラーです。
私が心を乱されては 仕事にならない。



 【平気でうそをつく人たち】
 虚偽と邪悪の心理学。

 自分の否定的な部分を受け入れたくないために、
 他者を批判し、他者をスケープゴードにして、
 自分への批判をまぬがれようとしている
 自己愛の人。

 自分の自己愛の領域を犯されることに
 ひどく抵抗するため、それを守るためなら
 どんな手段でも使い、そこには良識など存在しない。



随分以前に読んだ本を思い出した。
頭では理解していても 現実に目の前にすると
振り回され、傷つき、自分の不甲斐なさに唖然とする。
改めて 初心に帰ろう。



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