栃木リンチ殺人事件 被害者家族のサイト

栃木県芳賀郡市貝町にある山林で1999年12月5日、
男性の惨殺死体が発見された。
死体は栃木県黒羽町で理髪店を営む
須藤光男さんと洋子さんの長男で、
日産自動車栃木工場に勤める正和君だった。

正和君は当時19歳。
殺害の容疑者とし逮捕されたのは4人の少年だった。
うち3人は、いずれも被害者と同じ19歳の少年で、
一人は16歳の高校生だった。

正和君は、殺害されるまでの約2ヶ月間、
犯人たちに監禁され、カネを脅しとられつづけた。
手口は、正和君にサラ金や友人に
カネを借りさせるという卑劣なものだ。
金額は728万3000円

すべては犯人グループの「飲み食いと遊ぶカネ」に消えた。
監禁生活は筆舌にしがたい、凄惨なリンチの連続だった。

少年らは、殺害した正和君を山林に埋め、さまざまな証拠隠滅をしたあげく、
「15年逃げきれば時効になる」とビールで乾杯までしたという。
主犯格の少年は 栃木県警氏家署勤務の警察官の次男であった。

正和君の両親は9月下旬から行方不明になっている息子の捜索願を
栃木県警・石橋署の生活安全課に出したが
「自ら借金をして自発的に行動している」として
なんら手立てをしなかった

警察が全く動いてくれないため 息子を心配する両親が独自に調べ
無断欠勤したとこがない息子が、ずっと会社に行っていないこと、
寮へ戻った形跡がないこと、携帯電話が通じないこと、
友人の話では頭を剃られていたこと、
息子の背後に複数の男達がいること
」などの情報を警察に伝えた。

それでも その担当官は
警察はね、ちゃんと事件になんないと動けないの
と信じられない言葉を吐き 動かなかった。

そして11月25日、須藤さんから両親に金を振り込んで欲しいと電話があった。
父親は、入金すると同時に銀行へモニターチェックを依頼した。
その日の午後、銀行の支店長から
息子さんらしき人が数人に囲まれて
現金を引き落としている映像が見つかりました。
息子さんの顔は火傷を負っているようです
」と連絡があった。

早速、父親は石橋署へ連絡したが
もしかしたら刑事事件になるかもしれないなぁ」と言っただけで
またもや 何ら手立てはしなかった。

結局、須藤さんが殺される2ヶ月間に両親は10回以上、
石橋署をはじめ各警察署に相談したが警察はまったく動かなかった

更に犯人に脅されて掛けてきた正和君の電話に
両親からの依頼で出た警察官は
石橋だ! 石橋の警察だ!」と名のってしまった。
それによって 正和君は殺害された。

しかし、その時の様子を栃木県警は、
母親が電話に出て暴言を吐いたことが殺害されるきっかけになった。と、
責任を転嫁し、事実を歪曲させた発表をしてきた。

須藤さんの両親は平成13年4月に県と少年3人および親を相手取って
賠償の提訴をした。

平成18年4月12日宇都宮地裁は
「被害者の生命、身体に対する危険が切迫していることは認識できた」
として、捜査の怠慢を認めたうえで
「警察官が警察権を行使しなかったことにより殺害行為を防止できなかった」
と、殺人事件との因果関係も認め、
県と元少年2人に計1億1270万円(県の賠償限度額は9633万円)の
支払いを命じた。

ところが!今日 栃木県は、県警の捜査怠慢と須藤さん死亡の因果関係を認めた
宇都宮地裁判決を不服として、東京高裁に控訴した。


恥を知りなさい! 栃木県警。
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