みんな大切な人です。
2016年02月09日 (火) | Edit |

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自己愛性パーソナリティ障害とは、自分は特別な存在だという肥大した
自己意識(誇大自己)を持つ事を特徴とするパーソナリティ障害です。

最近、この自己愛性パーソナリティ障害と見られる若者が増えています。

その原因のひとつとして、少子化の影響から、親や祖父母など周囲からの
愛情と期待を一身に受け、育ったことが考えられます。 物をふんだんに
与えられ、我慢や何かを得るための努力の経験をしないで育ったリ、逆に
過剰な期待から過干渉、放任主義など極端が家庭環境もあります。 

またメディアでは、学校など若者向けの宣伝で 「君だけの仕事がある!」
「君の眠った才能を目覚めさせよう」 など、自分は特別だと勘違いさせる
美辞麗句であおっていることも一因でしょう。 

自己愛は自分を守るための大切な価値観ですが、それが過剰になると
物事がうまく行かないと、それは他人のせい、社会のせいだと責任転嫁し
客観的に自分を見ることができなくなります。そして 他人への共感性が
欠如し、他人を平気で利用したり、傲慢な態度で他人に接するトラブル
メーカーになることも少なくありません。

  1. 自己の重要性に関する誇大な感覚。
  2. 限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想に
    とらわれている。
  3. 自分が特別であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人
    たちにしか理解されない。または関係があるべきだ、と信じている。
  4. 過剰な賞賛を求める。
  5. 特権意識。つまり特別有利な取り計らい、または自分の期待に
    自動的に従うことを理由無く期待する。
  6. 対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を
    達成するために他人を利用する。
  7. 共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない。
    またはそれに気づこうとしない。
  8. しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると
    思い込む。 
  9. 尊大で傲慢な行動、または態度。
  DSM-Ⅳ-TR 精神疾患の分類と診断の手引き より

人格障害の多くは年をとれば落ち着いていくことが多いのですが、自己愛
性パーソナリティ障害は、年齢とともに悪化していく傾向があります。
できたら若いうちに、何か変だと気付いて、自分自身の方向修正ができたら
良いのですが・・・。


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