みんな大切な人です。
2016年04月10日 (日) | Edit |

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美しいその人は言った。
「私、癌なんだって。それもステージ4。」

「え?!」
あんまりさらっと言うので、私はすぐには反応できなかった。


「余命4、5か月なんだって。 やった~!という感じよ。」
ニコニコしながら言う彼女。 あまりにサバサバしていて言葉がでない・・・。

「だって、私が一番怖かったのは、長生きすることだったんだもの。
 これまで十分好きに生きてきたから、今この瞬間に死が訪れてもいいの。
 それより私が怖かったのは、老後の生活費の不安や認知症、自分が動け
 なくなることだったから、これでそれらから解放されたんだとほっとしたわ。」


本当のところ、彼女に心から不安がないとは思えないけれど、それでも
散り際を美しく・・・という彼女の気持ちは、よくわかる。 自分がしっかり
している間に、最後の時の準備を自分でして、子どもたちに迷惑をかけ
ないでおきたいという気持ち。

私も彼女と同じく、長生きは怖い。 将来は不安だらけで、できれば彼女の
ように、母を見送った後はできるだけ早い時期に終焉を迎えたい。

そんな時代になったんだなぁ、とつくづく思う。 長生きが目出度いと祝った
時代は遠く彼方の方へ・・・そして今は長生きが怖い時代に。



言わずもがな、人の寿命は遺伝子である程度決まっているらしい。
では、私は母と同じくらいまで生きるんだろうなぁ・・・あ~恐ろしい。^^;

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