みんな大切な人です。
2007年01月10日 (水) | Edit |

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ここに来て与党側からも慎重論が出てきたホワイトカラー・エグゼンプション。
焦った経団連会長が 定例会見で制度の早期導入を求めた。
 日本経団連の御手洗冨士夫会長は9日の定例会見で、
 一定の条件を満たす会社員を労働時間規制の対象から外す
 「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」について、
 25日から始まる通常国会において関連法案を提出するよう要望した。
 御手洗会長は、反対の意見が強まっていることについて、
 「(制度の)乱用への心配があると思うが、そうしたことは
 排除されるべき。(同制度は)裁量労働をやりやすくする。
 通常国会への提出を期待しており、早く実現してもらいたい」と語った。

言葉巧みに サラリーマンが家庭にいる時間が長くなる、
仕事の成果があがれば短時間労働でもいい、などと言ってるが
現在の状況を見たら そんなことが嘘八百 だってことは明白。

仕事が出来たらその分 給与は多少、上がるかも知れない、
けどそれ以上に 仕事のノルマが増え 精神的体力的な負担は増えていく。

いい例が管理職。
管理職が 早く帰宅できる会社があるだろうか?
残業代はつかない、配下の人員を削減され その負担は管理職がかぶる、
利益率が良くて当り前で 悪ければ即座に評価に反映、
そして 一番最初に給与カットされるのも管理職。
このホワイトカラー・エグゼンプションは
更に人件費が削減できる範囲を 一般社員に広げて
管理職手当てもつけないで 負担だけ同じにする制度。

これを見て欲しい。
8-1.jpg

財務省の「法人企業統計調査」。
大企業が「リストラ効果」で大もうけをあげ
社員には利益還元しないできた結果が この利益の内訳表だ。
この表を見ると 企業の利益拡大額は人件費の削減額とピタリ一致。
つまり 労働者を犠牲にしての利益拡大なのだ。

これに味を占めた経済界、利益を享受できる経営者側が
更なる人件費削減を 言葉きれいにカタカナで誤魔化し
政治献金する見返りに求めた制度が
このホワイトカラー・エグゼンプションなのである。
(もちろんアメリカ側からの圧力もある。
 先日も 外国企業からの政治献金が合法となる
 法改正が行われたばかりだ!)

そして パート社員の正社員化を求める、などと
罰則もなく実行力の無い、奨励だけの言葉をセットに
この労働時間規制を無くし 日本企業タコ部屋化とする
とんでもない法案を通そうとしている。
1度通してしまうと 後はどんどん力のある側(企業側)に都合よく
いくらでも 改悪できてしまう。
知らない間に 全労働者に適用されるようになるかも知れない。

こんな制度が採用されているのは
世界でも最たる格差社会のアメリカくらいで
他の国では日本と同じ 管理職くらいにしか適用されていない。
なのに何故?!

騙されてはいけない。
絶対にこのまま通してはいけない制度なのだ。

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コメント
この記事へのコメント
>スノーマン
コメント、ありがとう~。
これは本当に みんなもっと考えて欲しいの。
アメリカのように 個人主義が徹底してない今の日本で
企業に都合の良い年棒制みたいな こんな制度
安易に導入されたら 経済も含めて
日本はダメになっていく。
更に1月11日、経団連の御手洗会長は
「(競争が)激化する中では競争力強化が最重要課題であり、
賃金水準を一律に引き上げる余地はない」として、企業の好業績を受け、賃金改善を目指す労組側をけん制した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2007011100273
これが この制度の本音なのよ。
2007/01/13(土) 17:33:25 | URL | shoko #-[ 編集]
そう思う
実際、与党内でもいろいろな意見が
でているというけれど、このままにしておくと、ますます財界よりの見え見えの政策ばかりやるんだろうな。
本当に、与党の考えることにも参ったもんだ。
選挙もあるっていうのに、一体どうなることか・・・・
2007/01/12(金) 23:05:27 | URL | スノーマン #nH0dgipQ[ 編集]
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