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2007年05月29日 (火) | Edit |

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ヒトES細胞、大量培養可能に IZAニュース
 人体のさまざまな組織や臓器に成長する能力がある
 ヒト胚性幹細胞(ES細胞)を大量に培養する技術を、
 理化学研究所発生・再生科学総合研究センターのチームが開発した。
 ヒトES細胞は培養中にほとんど死滅してしまうことが研究の高い壁だった。
 大量培養により、ES細胞を使った再生医療の実現に向け、
 飛躍的な進展が期待される。

私は科学・生物が苦手である。
だから こんなES細胞の仕組みをあれこれ聞いても ちんぷんかんぷん。
でも それでもこの技術がすごいものだということはわかる。
★ES細胞とは
ES細胞とは、まだどうなるか決まっていない、
これからなんにでもなれる(神経、臓器、筋肉、骨)
大元の分化前の万能細胞
動物の初期胚(分裂を始めたばかりの受精卵)の中にある細胞、
子宮に着床する直前に取り出した細胞を取り出し、培養して得られる。
活発な増殖力と人体組織への分化能力をもち、
培養の条件によって単に増殖したり、又は特定の細胞に分化したりする。

★再生・移植医療への応用
ES細胞の利用が最も注目されているのは、
再生・移植医療への応用においてである。
ES細胞からつくられた細胞を、病気などで機能を失った組織に補う
具体的な例のうち、実現可能性の高いものとしては、次のようなものがある。

 ・白血病などの治療のために骨髄細胞を注入して造血機能をえる。
 ・骨折などの治療のために骨細胞を注入して骨を再生させる。
 ・糖尿病の治療のためにインシュリンを分泌する膵臓細胞を補う
 ・パーキンソン病の治療のためにドーパミン(神経伝達物質)を
  分泌する細胞を補う。

さらに、クローン技術を使うことによって
自分の体に適合する臓器をつくることができる。
これが可能になれば、現在臓器移植の大きな問題となっている、
ドナー探しや拒絶反応はなくなると考えられている。

夢のような万能細胞、ES細胞。
この技術があれば 糖尿病だろうが腎臓病だろうが、
それこそ、ここでも何度も話題に出した 不妊さえも克服できるのだ。

★ES細胞の問題点
しかしES細胞とは 先ほど書いたように
胚が子宮に着床する直前に取り出した細胞から作るので、
この取り出した後のES細胞を子宮に戻しても
再び胎児として育つ能力はない。
ES細胞を取り出す胚は そのまま胎内にあればヒトとなる存在なのだ。

この着床前の胚もひとつの生命であるとする見方があることから
この人的操作が倫理上問題となっている。
また ES細胞を取り出すために
ヒトクローン胚を作ることを認めてしまえば、
クローン人間の産生につながりかねないという意見もある。

確かに素晴らしい技術だが 危険な技術でもある。
ただ医学の発展・発見は目覚しい。
こんなニュースも見つけた。

捨てる卵子からES細胞 asahi.com
 体外受精で受精せず、ふつうは捨ててしまう卵子(非受精卵)を再利用し
 クローン胚(はい)性幹細胞(ES細胞)をつくることに、
 理化学研究所発生・再生科学総合研究センターのチームがマウスで成功した。
 移植用の臓器などになりうるヒトES細胞をつくるためには
 女性から卵子の提供を受けなければならないが、入手が難しい。
 この方法がヒトに応用できれば、再生医療研究のすそ野が広がる。

臍帯血の例もある。
このような技術を もっともっと研究開発して欲しい。
そして その技術の発展と同時に倫理規定も 国際的に整備して欲しい。

どのように危惧しようが 技術は果てしなく発展していく。
ならば そのための倫理が追いつけるように 最大限努力すべきなのだ。
そして 臓器移植などに見られるような 人の死を待つ、命の再生など
倫理に目をつぶった行為を進めるのではなく
科学の力でひとつの細胞を作り上げ それを利用した再生医療を
早く実現して欲しいと 切に、切に願う
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