みんな大切な人です。
2007年10月08日 (月) | Edit |

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心の病による休職が増えている。
全国の職業センター・雇用促進センターなどでは
リハビリ出勤、リワーク支援(Return to Workの造語らしい)など
企業と連携した 新しい試みが始まっている。

私の周りも、職場も含めて パニック障害、鬱病、不安症など
心の病で悩んでいる人が多い。
特に職場はIT関係なこともあって 常に2~4人は休職している。
鬱病から 登社拒否、というより登社恐怖症になり、
会社の近くまで来ると気持ちが悪くなり 会社のビルに入れないと言う。

人の心が壊れる原因は 何なのだろう。

例えばあの「亀も空を飛ぶ」,「イノセント・ボイス」,
「それでも生きる子どもたちへ」 それは映画だからかも知れないが
みんな生きるのに必死で 心の病など微塵も感じさせない。

特に「亀も空を飛ぶ」で印象的だったのは
そこ戦地では 腕がない、足がない、など当たり前のことで
(逆に何も障害のない人たちの方が珍しいくらいで)
障害者などという特別視する意識すら全く無いということ。

それと同じように 心に傷を負った少女、
多分、今私たちのいる普通の社会から見たら
社会不適応症と言われるであろう少女だが、
彼女の心の傷も 腕がない、などの障害と同じで
それはちょっとした傷として 普通に受け入れられていることだ。

人の幸せとは何だろう?
心が病んでしまうほどの不幸とは 何だろう?


ブータン王国は 物はない、不便である、
けれども世界一、国民が幸せを感じる国。

物が多い=欲が増える=手に入れられる物の割合が低い=不幸
物が少ない=欲は増えない=手に入れられる割合が高い=幸せ
便利=周りのスピードが速い=自分も急かされる=時間が足りない=ストレス
不便=周りのスピードが遅い=自分もゆっくりでいい=時間が適度=ゆとり
つまり物が多ければ多いほど 人は欲求不満から不幸になり、
便利であればあるほど 時間に追われストレスが溜まる。

人間の欲は 環境にあったように 際限なく増え続ける。
人間の知恵と欲によって 社会は高度に経済成長し
科学は発展し 人の生活は豊かに便利になった。
先の第2次世界大戦を挟んだ この100年ほどの人間社会は
それ以前の数千年に比べて 比較にならないほど劇的に変化した。

これらは全て 人が幸せになるためだったはずだ。
しかし その発展が温暖化を始めとして地球環境を壊し
本来主役であったはずの 人の心も壊し始めた。
科学の発展は 本来の目的を忘れて 欲の趣くまま暴走を始めた、

今、科学の恩恵に属していない ブータンや内紛の地アフリカ諸国でも
いずれ西欧の 優しい押し付けから経済発展の波が押し寄せ
情報と物の氾濫から、今の中国のように 急激な経済発展を始めるだろう。
そして 日本もかってそうだったように
高度成長初期、昭和30年代までの 人々がお互い助け合い労わりあえる、
時間もゆるやかに流れる 貧しいけれど幸せな時代から
人を出し抜き、自分さえ良ければ良いという、物欲に振り回され
心も時間も余裕のない 殺伐とした現代社会に変わっていくのだろう。
その時 日本も含めた西欧諸国は どこまで進んでいるのだろう。

心が安定した、人が幸せになれる社会を作るためには
今持っている便利な道具を 地球規模で一斉に捨てて
昔の不便な、人間同士が助け合うことによって生きていける社会に
戻さなければならないのだろう。
しかし そんなことが今更 出来るわけがない。

企業は利益を際限なく追求し 要求に追い詰められた働く人たちは
心を壊し、結果、企業から捨てられる。
社会全体にストレスが蔓延し 殺伐とした社会が形成され
些細なことからすぐに殺人が起きる 危険な状態となる。
規制が更に規制を必要とし 何から何まで権利と義務で窮屈に縛られ
そこからもまた ストレスが生じる。
そう、人間が人間の首を 自ら絞め始めている。
いつになったら 止まるのだろうか。
行き着くところまで行かないと わからないのだろうか。

汗をかかない、生産物のない紙またはネット上の取引で
これまた実態のないお金を動かし儲けた人が 世界経済を動かす。
本来動物として 生殖機能を失くした段階で死に向かうはずの自然界の掟は
医療の発展により 捻じ曲げられ 人間は半永久の命を手に入れた。
生命の誕生さえ、植物の交配のように 自由に組み合わせ作ることができ
片方ではフランケンシュタインのように 美容整形や臓器移植で
何億年とかけて育ってきた遺伝子を無視した行為が 平然と行われる。
その結果がどうなるか 今現代の私たちには何もわからないのだ。

そう、心をどこかに置き去りにされ
便利さゆえ手足は使わないため痩せ細り
計算のための頭脳だけが異様に発達したあのETのような人間。
あれが 未来の人間の姿なのかも知れない。
もしかしたら 彼ら宇宙人とは 未来の地球から警告に来た
我々の子孫なのかも知れない、とふと思う。


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コメント
この記事へのコメント
きょう、ナナコで
きょう、ナナコで努力したいなぁ。
でも、hachiと構成したいなぁ。
でも、病気したかったみたい。
だけど、きょうchokoが失敗しなかった。
2007/10/09(火) 15:05:12 | URL | BlogPetのchoko #-[ 編集]
>まねき猫さん
コメント ありがとうございます。
そうですか、つらい思いをされたんですね。

企業は 正社員には人間の限界まで?と思えるほど
一人当たり二人分以上とも言える、ノルマを押し付け
企業の抱える人件費を節約する片側で
立場の弱く安い派遣を増やしています。
こんなことをして いったい誰が幸せになれるのでしょう?
正常な人間が いなくなってしまいます。
困ったものですね。
2007/10/08(月) 13:36:07 | URL | shoko #-[ 編集]
同感です
 私も仕事のストレスから職場を逃げ出し、転職を余儀なく
された経験があり、貴方の意見に同感です。両親もこの行動をわがままとしてみていないようでとても残念です。
 しかし、生きていくためには今の社会と折り合いをつけるしかなく前と同じSEの仕事を安い給与で派遣先でこなしています。
 人口が減り高齢化する日本、経済成長神話のうそにはやくみんなが気づいてほしいと思うばかりです
2007/10/08(月) 00:35:20 | URL | まねき猫 #mQop/nM.[ 編集]
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