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2007年10月15日 (月) | Edit |

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経済のグローバル化。
企業がその増収分を 社員へ還元せずに設備投資、環境投資に回す理由
日本企業が生き残るために 国際競争力をつける」。
あっちでもこっちでも 同じ台詞の政治家・企業家たち。

確かに今の経済情勢を考えると 競争相手は日本国内ではなく
海外にいて、その背景も手法・力も 段違いに違う。
企業が萎えてしまうと 国力も萎えてしまい 国際的発言力も信用も
なくなってしまう。
それ以前に企業が危なくなると そこで働く人の生活が困るのだ。
それ故に サラリーマンたちはこの言葉で 黙って我慢し耐えてきた。

だが ちょっと立ち止まって 考え直してみて欲しい。
これが本当に 人類の進む道なのだろうか?
確かに今 世界はアメリカに牛耳られ グローバル化一途を進んでいる。
しかしその結果 様々な深刻な問題が表面化してきているのだ。
このグローバりゼーションの危険に気づき 反グローバニズムを訴える
団体・国家も増えてきている。

グローバル資本主義(グローバリゼーション)=アメリカナイゼーション
 国家間の障壁を取り除き、自由化を推し進めた
 資本主義のグローバル化のこと。20世紀後半に主に
 アメリカ合衆国主導の市場原理主義に基づく新自由主義経済政策が
 世界各国へと導入され 冷戦終結はその流れを加速させた。

 その実、コンピューターOS (Microsoft Windows) や
 Web検索システム (Google)、金融業(ゴールドマン・サックス)、
 鉱工業、農業、技術標準などあらゆる面でアメリカによる
 世界の市場支配と 一極化を推し進めている。

 アメリカ式の政治・経済政策を他国に押し付けることにより
 結果、貧富格差の拡大や環境破壊など様々な問題を広げている。
 世界中どこでもマクドナルドやケンタッキー、
 ウィンドウズが見られる光景は 結局アメリカ文化の押し付けであり
 「グローバリズム」ではなく「アメリカリズム」である、との声もある。



このアメリカ主導のグローバリゼーションがもたらしたもの。
それは 地球上でどこでも同じ消費生活が営める環境を作る、だが
先に書いたようにその消費生活とは アメリカを中心とした先進国が基準なのだ。

莫大な資本をもつ先進国や多国籍企業・投資家たちは
自分たちの都合の良いように 経済の国境を取り払ってしまった。
企業の経済活動は国境を越え 発展途上国へ進出。
巨大な資本投資に支えられた様々な物資の価格低下と溢れかえる物。
それらは そこに代々続いていた伝統工芸を衰退させ その国力を低下。

また外資系企業が進出してきても 貧困層出身者には
企業で雇用してもらえるほどの学歴がなく 結局は
低価格・不安定で、その労力に見合わない労働を強いられることになる。
しかも 先進国の外資系企業は途上国の労働者を
低賃金で雇うことによって利益を出そうとするのだから、
途上国の労働者の賃金は不当に低いまま抑えられ、
より安くて良い労働力が見つかれば すぐにリストラされる。

その環境で育つ子どもたちも 苦しい家計のために学校も行けず
生活のために 幼い頃から働くことになり、その結果
親と同じ、学歴も最低限の教養も身に付けられず 貧困から抜け出せない。


また 物が豊かになり頻繁に目に入れば 誰でも手に入れたいと願う。
それが人間の欲というものだろう。しかし貧しさゆえ 手に入らない。
人々は過渡競争の中に放り出され 少しでも自分の取り分を増やそうする。
それが「貧しさゆえの助け合い」という考えを失わさせ
利己主義・個人主義を蔓延らせ 人間同士の繋がり・絆を薄くし
大人たちのストレスを増幅させる。

そして どうあがいても貧困層から這い上がれない絶望感から
アルコールやドラッグへの依存、家族・児童への虐待へ向かわせ
家庭や社会秩序の崩壊、ストレート・チルドレンなどを生む温床となる。
格差は拡大の一途を進み このグローバリゼーションの恩恵を得るのは
結局 先進国の一部企業家・投資家たちのみなのだ


グローバル化の陥穽
 (Die Globalisierungsfalle - Der Angriff auf Demokratie und Wohlstand)
 1996年に発刊されたドイツの書籍。
 著者ハンス・ペーター・マルティン(Hans-Peter Martin)と
 ハラルド・シューマン(Harald Schumann)のグローバル化の趨勢を
 推測する論考を収録。
 21世紀には経済を実質的に動かす人口二割の層と
 低所得・最低限の福祉によって養われるだけの人口八割の層からなる
 社会が訪れるという概念(20対80社会、20:80 Gesellschaft)を
 提起している。


ワーキングプア、地域格差・所得格差の拡大。
地場産業の衰退、貧困、そこからくる臓器売買・人身売買・児童労働。
そして乱暴な凶悪犯罪の増加、低年齢化。

自分たちで作り上げた地球温暖化なのに そのCO2排出枠さえ
金儲けに変えてしまう技術先進国たち。

何も発展途上国だけの問題じゃない。
世界のいたるところで差別化がおき、このアメリカ主導の
グローバル資本主義が 地球も人類も破滅させようとしているのだ。
心の病、犯罪の凶悪化、道徳心の欠如、そして 地球で多発する自然災害。
地球の温暖化は 生きている地球からの人類への警告かもしれない。

増加する学校の再隔離 現代の差別、過去より「陰険」 IZA!ニュース
 南部ルイジアナ州の人口3000人の小さな町、ジーナで20日、
 黒人約2万人によるデモ行進があった。
 事件の発端は、町の高校に、その下に集まっていいのは白人だけという
 「白人の木」があったこと。
 ある黒人生徒が校長の許可を得て座ったら、翌日、木に「首つり輪」がかけられた。
 過去の奴隷殺害を連想させる「いたずら」をきっかけに、白人と黒人の対立が激化。
 6人の黒人生徒が白人1人を襲撃する事件があり、
 テニスシューズでけ飛ばした少年たちが、殺人未遂の罪などで逮捕された。
 白人である首つり輪の犯人が停学処分のみだったことなどから
 「人種差別」との声が高まり、「ジーナ6」と呼ばれる6人を救おうと、
 全米からから黒人が押し寄せた-というのが、ことの次第だった。
 日本でも「根深い人種対立」などと報道されたが、学校の人種差別はむしろ、
 増幅しつつある問題だ。


兄の学力向上のため、弟が両親に殺される(インド)IZA!ニュース
 インド人の夫婦が息子に輸血措置を施し殺害した罪で起訴された。
 同夫婦は、上の息子の学力向上のため、下の息子(11)の血液を
 上の息子に輸血したという。インディアン・エクスプレス紙が12日に伝えた。
 同紙によると、夫婦はともに医師。
 母親は夢の中で、上の息子をより賢くするために輸血を行うよう助言されたという。

 警察によると、この夫婦は当初、家族が暴漢に襲われて下の息子が殺害されたと主張。
 しかしその後、父親が自供したという。
 父親は警察に身柄を再び拘束されており、母親は自殺を図った後、
 精神科の治療を受けているという。
 輸血を受けた上の息子は現在、病院で生死をさまよう状態にあるという。

これらふたつのニュースに共通するもの。
差別・焦り そして格差の拡大である。

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コメント
この記事へのコメント
きのうchoko
きのうchokoが、パートが設備したかもー。
それで北朝鮮利用したいなぁ。
2007/10/16(火) 13:57:34 | URL | BlogPetのchoko #-[ 編集]
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