2007.10.27 北極のナヌー


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映画「北極のナヌー」を見た。
ナヌーに迫る温暖化 IZA!ニュース
 「ホッキョクグマやセイウチの一生懸命な生き方に、
  地球温暖化の恐ろしい影が忍び寄る」
 こう書いたのは、小説家・立松和平(わへい)さん(59)。
 地球温暖化の影響で年々過酷な環境で生きるホッキョクグマなどの姿を
 撮ったドキュメンタリー映画「北極のナヌー」に寄せたコメントだ。

 監督兼カメラマンのアダム・ラヴェッチさん(45)と
 サラ・ロバートソンさん(41)ご夫婦が15年間、
 北極で撮った映像が使われている本作に、地球の危機が示されていた。
 「北極に通い始めた15年前と最近とでは、確実にホッキョクグマを
 確認する頻度が高くなった。
 エサを求めて、セイウチを探しているからだ」
 まさに今、忍び寄る地球温暖化の影が、北極の動物の行動を変えている。

愛らしいナヌー。ナヌーを守り育てる母親。
しかし 温暖化による北極の氷の減少で狩場を失ったナヌーたち親子は
餌を求めて過酷な旅にでる。
通常は3年かけてひとり立ちするところ 一人分の餌もままならないため、
1年半でのひとり立ちを余儀なくさせられるナヌー。
NASAジェット推進研究所によると、2005年度の北極の氷冠が
過去50年間で最小になったそうだ。
温暖化は、北極海の海氷面積を過去30年で168万平方キロメートル
(日本国土の4倍半)
減少させたという。
人間の罪の深さを思う。

 北極の地形が変化している。
 米科学雑誌『サイエンス』の極地研究特集では、
 グリーンランドと南極大陸が毎年125ギガトン(1ギガは10億)の
 氷を失っていると指摘。
 米国立大気研究センターでは、大気中の温室効果ガスが増え続けると
 約30年後には北極海の氷の大半が溶けてなくなる、と試算している。

 ラヴェッチ監督とロバートソン監督はもともと北極で、
 米国のナショナルジオグラフィック社が制作する自然科学分野の映像
 『ナショナルジオグラフィック』用の撮影をしていた。
 「北極のナヌー」は2人が北極で15年間撮影した足跡でもある。
 「北極に通い始めた15年前、科学文献にはシロクマは
 めったに姿を現さず、セイウチを狩らないとされていた。
 今では、シロクマがエサを求める姿や、セイウチを狩る姿を
 よくみるようになった」とラヴェッチ監督は話す。
 温暖化がもたらす生態系の変化だった。

この映画を作ったのは アメリカ人夫婦。
不都合な真実」を書いて 温暖化に警鐘を鳴らしたのもアメリカのゴアさん。
なのに政府としては京都議定書を守らない。
そして この国の二酸化炭素排出量が一番多い。



この図を見てもらったら 一目瞭然。
そして その国土・人口に対して比較的少ないのがロシア。
それゆえか環境問題にイマイチ興味を示さなかったロシアを
京都議定書批准に引き込むために考えられた 排出量取引など
CO2排出量を商売に出来るようにした京都メカニズム。
ロシアがぼろ儲けを企てる「ホットエア」 nikkeibp
なんだか 本末顛倒。
地球温暖化は待った無しの状態なのにー。

【京都メカニズム】

海外で実施した温室効果ガスの排出削減量等を、
自国の排出削減約束の達成に換算することができるとした柔軟性措置。
温室効果ガス削減数値目標の達成を容易にするために、
京都議定書では、直接的な国内の排出削減以外に
・共同実施(Joint Implementation: JI、第6条)、
・クリーン開発メカニズム(Clean Development Mechanism、第12条)、
・排出量取引(Emission Trading: ET、第17条)、
という3つのメカニズムを導入。
さらに森林の吸収量の増大も排出量の削減に算入を認めている。
これらを総称して京都メカニズムと呼んでいる。
この京都メカニズムや、その無制限の適用に関しては
NGOやEUからの批判も強い。



【CDMとは】

クリーン開発メカニズムと訳し、COP3で採択された京都議定書に
盛り込まれた削減方法を達成するために導入された
「京都メカニズム」の一つ。
先進国の資金や技術支援により、開発途上国で温室効果ガスの
排出削減等につながる事業を実施し、その事業により生じる削減量の
全部または一部に相当する量を先進国が排出枠として獲得することで、
その先進国の削減目標の達成に利用することができる制度のこと。





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