みんな大切な人です。
2009年05月08日 (金) | Edit |

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「精神安定剤による薬物依存被害」のその後の経過について。


精神安定剤を10年以上も継続して飲み続けた結果、 その副作用から
嘔吐、不整脈、起立性低血圧、食欲不振に苦しみ、拒食症・引きこもりと
症状をどんどん悪化させてきた 私の大事な友達。

精神不安、薬物依存、更なるパニック、と 今年に入って症状が
どんどん重くなった結果、 とうとう言葉まで出てこなくなってしまった今回の事件は
彼女にとってかなり衝撃だったようで、やっと薬と決別する決心をしてくれた。

と言っても素人が勝手に 精神安定剤を止めてしまうことは出来ない。
そこで彼女は 彼女の年老いた母親がかかりつけとなっている、
近所の内科医の先生に相談した。
幸いにして その先生は東洋医学の良いところも併用してくださる
彼女にとって相性の良い先生で、漢方薬を調薬、処方してくださった結果
彼女は徐々に安定剤と決別できてきた。


彼女の話。

・安定剤を飲まなくなった結果、食事がおいしい。 もどすこともない。
・前は一日がぼんやりとして、朝も起きるのもだるかったけど、
 今は朝から活動できるようになった。
歩ける。 体力が戻ってきた。
イライラすることがある。
 (これまでは イライラするという感情がわからなかった。)
・怒ったり、泣いたり、感情が出せ、相手にぶつけられるようになった。


普通の人たちが当たり前に持っている感情、イライラや怒り・悲しみ。
長年の精神安定剤服用は、それらの感情を鈍化させてきた。
その結果、感情をうまく表現できなくなり、不快な感情を感じたその自分に
自己嫌悪し、自分を責め、病気を責め、自分を卑下し、更に悪化してきた彼女。

精神安定剤と、ほぼ決別して今、彼女はそれら当たり前のマイナス感情を
初めて自分の中に、素直に受け入れられるようになった。

人間は自己嫌悪も含めて 心の葛藤を通して成長していく
良いところも悪いところも含めて 人間くさい自分を全部受け入れるという
しんどいかも知れない、大切な過程を通して 人は強くなっていく。
けれど 精神安定剤はその心の成長を 止めてしまう。


親の介護や、職場でのストレス、責任過多、逃げ場の無い人間関係、
いろんな理由から 多くの人は心を壊していく。
とてもつらい時 それら逃げ場のない八方塞の環境から自分を守るために 
お医者様が処方してくれた精神安定剤を、一時的に利用することは必要だと思う。
けれども それはあくまで一時的なものであるべき。
心の体力がついてきたら 徐々に止めて行きましょう。


だって 人間は変化し成長していくものなんだから。
もともと化学薬品は 体の中には入ってないのだから。



私たちは人間です。






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