みんな大切な人です。
2011年03月16日 (水) | Edit |

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今回のテーマは統合失調症
実はこれが一番知りたくて、今回の講習会に参加したのだけれど、
実例や対応についての話がなくて、ほとんどが定義ばかり。
ちょっとガッカリしました・・・・。

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「統合失調症」ー以前は精神分裂症と呼ばれていた。
その分裂症という言葉が差別的だということで名前が変えられたが
もともとのドイツ語「Schizophrenie」という病名からすると分裂症
のほうが正しいということ。

統合失調症の発生率は、0.7%(140人にひとり)。
躁うつ病の発生率が0.5%だということを考えたら、そんなに珍しい
病気ではないことがわかる。
発病はたいていが思春期であり、大多数が30歳前に発病。
その時点でほとんどの患者が入院となるため、一般にあまり見かけることがない。


発病には遺伝的素因が関係しているといわれているが、もともとの精神的
脆弱性が基礎にあり、持続的なストレスから発病に至る。

その症状は、錯覚・幻聴・離人感、感情鈍磨、強迫思考・させられ思考、
被害妄想、非合理的行動・独語・独笑、混迷、自我機能の障害。
普通は自分が「~をする」と自己所属感があるが、これらの患者は
自分が「~をさせられている」自分が「自分ではない」という感覚が
恒常的にあり、自分と自分でないものの差がわからなくなる。

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「肺炎」は肺の病気、「胃癌」は胃の病気、「肝硬変」は肝臓の病気。
それと同じように、統合失調症は「」という臓器の病気である。
だから薬を飲み続けなければならず、薬を止めると再発率は半年で6割に上る。

躁うつ病が「感情の病」といわれるのに対し、統合失調症は「人格の病」と
いわれている。しかもその約6割は慢性的経過をとり、社会生活に様々な
影響を及ぼす。しかしこの発生率の高さを考えるともっとこの病気は正しく
理解され、その対応をもっと研究される必要がある。

人は「わけのわからないもの」を恐ろしいと感じる。
それゆえに、統合失調症という病気に恐怖を感じるのだ。

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