みんな大切な人です。
2011年04月07日 (木) | Edit |

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昔読んだ本で今でも大好きなものに、新田次郎の「武田勝頼」がある。
愚息と言われた勝頼、本当はそんなことないのに、いつも偉大すぎる父親と比較
され、その幻影に苦しめられた彼。彼を守りながらも、それぞれの立場から
いろんな意見・忠告、要求をを与える、父の世代からの家臣たち。
彼を苦しめ悩ませ最後には裏切る家臣たちもいる。しかしそこには、それぞれの
歴史と立場があり、誰しも決して悪意を持ってしている結果ではない、と。
誰しも良くしようと考えた結果だと・・・。

新田次郎の本はいつも人に優しく、みな一生懸命生きている。

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インターネットが普及して、人はいろんな情報をいとも簡単に手に入れることが
できるようになった。その裏にある、いろんな人の思いや、現実の苦しみ悩み、
善意などは陰に隠れて、知識としてだけ見えてくる。
遠くの友達とリアルに連絡が取れたり、普通なら出会えるはずもない方と知り
合えたり、時間やいろんな思いを共有できたりするのもネットならでは。

しかし、誰しもネットからあらゆる情報を取れる時代になったため、既存メディア
は自分たちの存在価値を示すためか、冷静な報道をしなくなり、センセーショナル
な報道、感情的かつ偏った報道をするようになった。
いつも誰か犯人探しをし、視聴者に刺激的なニュースばかりに奔走している。

昔は情報がないために、目に入るもの、耳に入るものを信じた。
情報が氾濫している現在は、皆が疑り深く、人を信じなくなった。
私もそう。疑り深く、情報を集め、何が本当か知りたくなる。
でも、実際は何もわからない。そこにいる人にしか本当のことはわからない。

だったら私は人を信じたい。
誰しも少しでも良くしようとして生きていると信じたい。

あの「ハゲワシと少女」ピュリッツァー賞獲得し自殺したケビン・カ-タ-氏の写真、
苦しんでいる現場を知らない批判の罪を、私たちは忘れてはいけない・・・。
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コメント
この記事へのコメント
scotttsさん(*^_^*)
ありがとうございます。(*´ー`*)

かってインターネットが始まって、
ネチケットが騒がれていた時代が
なんだか遠くなってしまいました。

今では情報が都合よく脚色され、
その向こう側にいる人の心が
見えなくなってしまいそうです。
それはとても怖いことです。

2011/04/08(金) 19:48:55 | URL | sofia #-[ 編集]
いとも簡単にあらゆる情報が手に入る時代ですね。
あちこち漂って自分の存在を忘れてしまいそうです。
写真のよさはカメラの性能だけではないですね。
2011/04/08(金) 15:02:40 | URL | scottts #d7lQBz0o[ 編集]
noriさん(*^。^*)
ありがとうございます。(*´ー`*)
iPhoneです。^^
2011/04/08(金) 06:59:15 | URL | sofia #-[ 編集]
これを携帯で?・・・素晴らしい!
2011/04/08(金) 01:21:42 | URL | nori #QygVoc82[ 編集]
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