みんな大切な人です。
2011年10月08日 (土) | Edit |

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現代のパーソナル・コンピュータ時代を作り上げた両雄ジョブズ氏とゲイツ氏。
その片翼だったジョブズ氏が亡くなった。

スティーブのように深い影響力を与えられる人間は、めったにいない。
その影響はこれからの多くの世代にも受け継がれるだろう。
                          ビル・ゲイツ 2011年10月5日



1984年頃、Macintoshが初めて導入した(今では当たり前の)マウスを見た時は
実に衝撃的だった。それまでグラフィックは、始点・終点をキーボードで数値を
設定して円を描いたり線を引いたりしていたものだが、それが手で絵を書く感覚
で画面上にグラフィックを描けるようにしたのだから・・・。

その当時、私はあるメーカーでBIOS開発に参加し、CRTコントローラーやグラ
フィック・コントローラーなど画面周りを担当していた。当然のことながら、開発
中の新しいマシンでも、Macで使われ始めたマウスを導入する。そのため、
私たちはMacのマウスの動きを何度も試し想像・解析しながら、どういうロジック
で動いているのか、どうやってこの、手のスピードについていっているのか、試行
錯誤しながら皆で考えた。本当に大変だった・・・。

mac.jpg

日本のメーカーのほとんどは、CPUなどコンピュータ部品を他社から購入して
おり、そのハードの性能はMacと比べようもない。そのため私たちの何よりの
問題は、手の動きについていくスピードだった。当時の開発言語はアセンブラ
8086、DOS上での開発、システムコールの割込処理によりマウス軌道を知る。
普通に作っていては、とてもじゃないがBIOSプログラムが大きくなりすぎ動き
も遅くなる。

そこで私たちはレジスタ待避のPUSH・POPなども最低限まで落とし、メモリ
バッファなども出きるだけ使わず、ダイレクトに画面バッファを操作する、
プログラムコードをギリギリまで落としスリム化にスリム化を重ねて、やっと
手の動きについていけるようになった。それでもMacに比べる垢抜けなかった。

今では当たり前のウィンドウというマルチ画面の先駆けマルチスクリーン、
それまで16色だけしか表現できなかったのを256色までできるようにしたのも、
Macが初めて。あのMacデビューはそれほど革新的で衝撃的なものだった。
そのMacintoshの生みの親、スティーブン・ジョブズの早すぎる死。残念・・・。


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